最近の父は糖尿病予防のために、運動を意識的に取り組むようになっています。
しかしながら、人間にとって運動を習慣にすることは困難です。
それは、人間の性質上仕方ないと言われています。
狩りをしていた時代に休むことの重要性が身体に刻み込まれているようなのです。
その中で、可能な限り運動が続く仕組みづくりを僕はしたいです。
その際に思い出しました。以前に読んだことがある本に面白いことが書いてあったと!
はじめに
この本を買った経緯は、自分の勉強のためでした。
- 僕が理学療法士を辞めて、ジムでアルバイトをする際に、改めて学び直そうと思った。
- 同じ職種の方が書く本を読みたかった。
- ”科学的”にとても惹かれたため。
筋トレは奥が深いですよね。
経験則が主だった時代から、より科学的な時代に来ていると印象に残ったことを覚えています。
僕は、高校時代に野球をやっていて、大学時代は理学療法士になるための学習をしていました。
その大学時代に学習していた頃に、「あぁ、高校時代にこの学習をしていればなぁ」と。もしもな、ことを考えていたのですが。(笑)
ジムで働こうとこの本を読んだ時も、「あぁ、大学生時代に、この本を読んでいればなぁ。」と。(笑)
そのくらい分かりやすく書いてくれてて、読み易いから網羅的に学びやすいんです。
この本について
今までの考えを一新し、知見を広げることができる内容が書かれています。
筋肉を大きくするための方法や、タンパク質摂取方法についても。
その中で、僕の中で一番の学びが、続けることです。
「意志力をマネジメントしよう」
意志力は、筋力にたとえることができます。「意志力の筋力モデル」とも言われ、筋トレで器具などを使用しているといずれ持ち上げられなくなるのと同様に、意志力もストレスなどの精神的負荷や、感情を我慢することによって消耗します。
つまり、意志力は無限にあるわけではなく、有限のリソースなのです。意志力が底をついてしまうことを「自我消耗」と言い、この状態に陥るとほんの少しの誘惑にすら抗うことができなくなってしまいます。
引用元:科学的に正しい筋トレ 最強の教科書 庵野拓将
この考えに衝撃を受けました。
自分は気合とか覚悟が足りないから物事を続けられないと悩む日々が軽くなりました。マネジメントをすることで、自分の本当に重要なことを選び、力を注ぐことが大切になるのだと思いました。
僕の経験から言っても、筋トレで言えば、日々の多忙な時に実施するのではなく、まずは休日に始めることが望ましいです。
また、自分は生活自体が運動になるように意識していて、普段の早歩きや、階段昇降など意識して活動量を増やしています。
身体が慣れてくれば、仕事後でも”癖”になっており続けることができるようになります。
更に、この本では、意志力をマネジメントするほかに、続けるコツが他にも記載してあります。
内容としては、心理学や行動経済学の研究を元に紹介してくれています。
本当に勉強熱心な著者を尊敬してしまいます。
気付き
仕組み化の大切さ。
この本から、学べたことの中で印象に残っております。
もちろん、最新の研究をベースに筋トレの新しい常識を学習できたことはあるのですが、その運動を続けるためにどうすればよいのか。という疑問に仕組み化で解決することに納得感がありました。
仕組みが作られ、意志力を使わず自動的に運動が出来る日々を願わずにいられません。
歯磨きのように運動をして欲しいです。
まとめ
人間が運動しないことは、当たり前と認識すること。
今までの人類の生き方を考えれば、休めるときに休むことが大切なため。
その中で、運動を続けるには仕組み化が大切になる。
つまり、意志力をマネジメントすること。
まずは、休みの日に運動を始めてみる。ここからスタートで良い。
忙しい時は、意志力が消耗されているから。
本日は、続けるためのコツの話でした。
参考になれば嬉しいです。
今日もありがとうございました。