「どうして続けたいと思ったことが、こんなにも難しいのか」と思った時に、読むとためになる本

みなさんは続けることが得意でしょうか?

大半の方は、自信を持って「得意です!」と言えないのではないでしょうか?

私も、そのうちの一人です。

好きなことや得意なことは、続けることができます。

でも、理想があって△△な状態になりたいから、○○を続ける必要があるんだ。ということが、続けられないから悩むと思っております。

必ずしも、その内容が好きなものや得意でないものだったりするからですよね。

たとえば、海外で働くことや留学をしたいという目標に対して、英語学習を続けるという時に、得意とか好きな方は続けることが出来るかもしれませんが、苦手な人や嫌いな人が続けなければいけない。

そのような、後者の人たちが、この本を読むとためになると思ったため、レビューしていきます。

はじめに

なぜ、この本を手にとったのかを記載していきます。

  1. 自分の理想を叶えるために続ける力を手に入れたいと思ったから
  2. 自分の中で、続けられるものと続けられないものがあり、理由を知りたかったから
  3. 筋力トレーニングを続けられる仕組みを構築したかったから

元々、可能な限りやる気や続けるために努力することをしたくないなと思っておりました。

始めるときに疲れずに、スッと開始することが出来る状態に自分を仕向けることが出来れば、嬉しいなと思っておりました。

そのような背景もあり、タイトルや表紙に惹かれて、読もうと思った次第です。

この本について

素晴らしいことが、研究を元にしていることです。

著者の体験談や主観ではなく、ある学問の研究結果を元にマンガベースでストーリーを楽しみながら、学べることが多い本です。

その研究分野が行動科学マネジメントになります。

この本の大前提となる部分なので、引用させて頂きます。

行動科学マネジメントとは?

本書で紹介する「続ける技術」の根本にあるのは「行動科学マネジメント」です。半世紀ほど前にアメリカで生まれた「行動分析学」という学問をベースに発展したもので、人の「行動」を科学的に解明し、ビジネスの現場や日常に応用しています。他の自己啓発書によくあるような、属人的な独自のノウハウではなく、膨大な実験と調査の積み重ねから導き出された、「いつ」「だれが」「どこで」やっても、同等の結果が得られる科学的なノウハウです。「続ける技術」は、この行動科学マネジメントのノウハウのなかでも、「自己」つまり「セルフマネジメント」の側面をお伝えするものです。

引用元:まんがで身につく 続ける技術 石田 淳 著 臼土きね まんが

このように科学的な情報を元にまとめてくれているので、精神的な努力を必要としないと言ってくれています。

やる気や才能、意志力などがなくても続ける技術で物事が続けられるということなんです。

気付き

この本では、具体的に方法論をまとめてくれています。続けるための技術を伝授してくれています。

そのなかでも、僕としてはまず、思考の切り替えが必要と感じました。

まだ、どうしても続けるためには、やる気や意志力などが必要と感じています。

そのため、「今日はやる気が出ないや」とか「今日は疲れたから」などで、精神がぐらつく時があります。

現に、僕は、ランニングを週6で継続しているのですが危険な時がよくあります。その時に、頭の中では「気合いだ」とか「モテるためだ」、「脳を鍛えるためだ」と明らかに意志力を使っています。

このような現実もあるから、よく「気合いが足りないからだ」や「意志が弱いんじゃ」と怒鳴り散らかされる場面を見受けられるのではないかと思います。

でも、この本を読んで気付きました。

やる気や意志力などの精神を見るのではなく、行動に着目するのだと。

その「行動」には3つの要素があります。

A→先行条件

B→行動

C→結果条件

行動科学マネジメントでは、これを「ABCモデル」といいます。

簡単に言い換えれば、A「~だから」→B「~する」→C「その結果、~になる」となります。例えば、「エアコンをつける」という行動であれば、A「暑いから」→B「エアコンをつける」→C「その結果、部屋が涼しくなる」という要素が考えられます。

引用元:まんがで身につく 続ける技術 石田 淳 著 臼土きね まんが

このように考えることが出来れば、コントロールできるところが増えるなと思いました。

環境さえ作ってしまえば、自然と続けたいことが続けられると思うのです。

例えば、僕であればランニングです。たまたま、実践していたかもしれません。

ランニングは読書の休憩にしています。

読書をして、疲れてきたらランニングをしてリフレッシュをしています。

つまり、

A→読書での疲労

B→ランニング

C→リフレッシュして読書に戻れる

というような、流れです。

そのため、いつの間にか走っていることもあります。

また、走り終わったあとの読書って、走る前よりも明らかに集中力が増すんです!

なので、走ることが比較的楽しみになりました。

以前の続かなかった時は、このように前提条件を作らずに、ただ週3日でランニングをするというように決めていただけでした。あとは、気合いと根性です。(笑)

そのため、気合いと根性がない時に、「まぁいっか。今日、頑張ったし」となり、挫折した経験があります。

この時に比べて、今のランニングが続く理由ってのは、行動の要素が上手くフィットしていたためと考えられます。

まとめ

今回の記事は、継続したいことがあるけれど、自信がない。そんな、方に向けた記事でした。

また、この本の方法論に入る前の思考の部分を伝えさせていただきました。

まだ、続けるためには、精神力と才能って思う人が多いのではないかと思ったためです。

着目する観点は、精神面でなく行動でした。

行動には3つの要素がある。

  • A→先行条件
  • B→行動
  • C→結果条件

この要素を上手くコントロールすることが出来れば、継続する確率が高くなる。

というお話でした。

本では、更に継続する確率を高めてくれる方法論が記載されています。

以上になります。

参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。失礼します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA