そもそも、糖尿病とは?

写真素材 足成から引用しています。

はじめに

糖尿病とはインスリンが分泌されなくなる(インスリン分泌障害)、もしくはインスリンは分泌されるが効きにくくなる(インスリン抵抗性亢進)などのインスリン作用不足によって細胞に糖が正常に取りこめなくなり、慢性の高血糖となる疾患である。

引用元:病気がみえるvol.3 糖尿病・代謝・内分泌(第4版)MEDIC MEDIA 

簡単に言うと、血液中に糖が残りやすくなってしまう病気ですね。

ちなみに、インスリンというのは、すい臓から出るホルモンで血糖値を下げてくれる作用があります。このインスリンというホルモンが働きにくくなる状態を防ぐことが大切になります。

余談ですが、血糖値を上げるホルモンはいくつかあるのですが、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかないと言われています。背景として、飢餓を防ぐ仕組みだと言われています。人間は、現在の食生活を想定してなかった作りなのですね。豊かになったことで起きる弊害はコントロールしていきたいものです。

また、糖尿病には大きく分けて4つのタイプがあります。

  1. Ⅰ型
  2. Ⅱ型➡この記事では、このタイプをメインにしています。私の父もⅡ型糖尿病の予備軍です。予防が大切になるタイプでもあります。
  3. その他
  4. 妊娠糖尿病

糖尿病の病型は、(1)1型糖尿病、(2)2型糖尿病、(3)その他、(4)妊娠糖尿病に大別できる。糖尿病の発症要因としては、遺伝的要因と環境要因が重要であるが、特に2型では生活習慣が環境因子として重要である。我が国の糖尿病の大部分をしめるものは2型糖尿病であり、本文中では特に断らない限りこの病型の糖尿病を指している。この疾患の対策としては、発症の予防・早期発見・合併症の予防が重要である。

引用元:糖尿病|厚生労働省

予防するためには?

糖尿病治療の基本として2つが挙げられます。

  1. 食事療法
  2. 運動療法

糖尿病治療の基本は食事療法、運動療法、肥満の解消であり、さらに、必要に応じて、経口薬物やインスリン注射を行う。

引用元:糖尿病|厚生労働省

上記のように、食事量や質のコントロールをして、運動不足を解消することが糖尿病の治療とされています。食事療法と運動療法をすることで、肥満の解消になると考えられます。糖尿病の進行具合によっては、この2つの療法に加えて、経口薬物やインスリン注射が必要になるので早急に対策をすることが望ましいですね。

糖尿病治療として用いている食事療法と運動療法を、糖尿病予備軍の方や心配されている方に実施することは、良い方向性だと思います。

もちろん、習慣を変えることは難しいのですが、、、、

理想は、歯磨きをするよう感覚で、運動ができるような習慣を目指したいですね。

これは現代の人間のテーマですね。解決できるように勉強しないとです。

まとめ

今回は、改めて糖尿病について記事にしていきました。基礎というような内容でしたね。

  • 糖尿病とは、インスリンの作用が減少して、血液中に糖が多くなってしまうこと
  • 治療の基本として、食事療法と運動療法が実施されている
  • そのため、食事療法と運動療法は予防としても有効と考えている

今後としても、少しでも役に立つような記事を書いていきます。

自分の父のためにも、同じ境遇の方々のためにも。

参考になれば嬉しいです。失礼します。

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